くせ毛でまとまりにくい髪はどんなケアが有効ですか?
なんと日本人の7割は、程度の差はあれど、くせ毛だといわれています。ひどい人ほどボリューム感がでて、おさえきれずにヘアスタイルが決まらないという悩みを持っていますよね。髪をうまくまとめる方法がないか調べてみました。
くせ毛でまとまりにく髪はどうやってケアすればいいの?
くせ毛といっても、「まとまりにくい」ことに悩んでいる人もいれば、「ごわついたり、うねったり、広がってしまう」ということに悩んでいる人もいると思います。くせ毛のタイプによって対処法が異なるので注意が必要なんですが、このページでは主に「まとまらない」ということについて詳しく解説していきます。
そもそもなんでまっすぐ素直に髪が生えてこないのかというと、毛根です。
毛根が頭皮に対して曲がっていると、髪の毛も曲がったまま伸びてくるので、ウェーブがかかったり、ねじれてきてしまうわけです。また、毛穴が楕円形だと髪も楕円形になり、楕円の扁平率が高くなるほどクセも強くなり、髪の毛がカールしやすくなります。
そんなわけで、くせ毛というのは「「毛根の形状」「毛穴の形」それから「髪内部のタンパク質」といったものが根本的な原因なので、シャンプーであったり、ケア剤を使ったところで、その効果はたかが知れてるんですよね。「多少マシになったかな?」ぐらいの実感しか得られないと思います。
一番手っ取り早いのは、縮毛矯正などのストレートパーマをすることです。髪と頭皮へのダメージが相当あるので、あまり頻繁に行うのはおすすめしませんが、くせ毛が落ち着く一番の方法であるのは間違いないです。
縮毛矯正以外でくせ毛をケアする方法はまったくないのかというと、あるにはあります。あまり過剰な期待はしてほしくないのですが、たとえば、アミノ酸やタンパク質を含むシャンプーを使うと、髪のタンパク質が補給される効果もあり、髪がしっとりしてまとまりやすくなります。
それからこれはくせ毛のヘアケア剤としては定番中の定番アイテムですが、ケラスターゼのオレオリラックスシリーズなどは、まとまりにくいくせ毛をボリュームダウンして素直な髪のベースを作ってくれる効果が期待できるものなので、もし使ってない人がいれば、試しに使ってみてください。多少はマシになるはずです。多分。
● 縮毛矯正をする
くせ毛のままでどうスタイリングするかを考えるよりもくせ毛そのものを何とかしてしまったほうが後のケアは断然楽になります。というわけで、髪と頭皮へのダメージと天秤にかけて縮毛矯正するメリットがあるかどうか考えてみてください。
● ケラスターゼのオレオリラックスシリーズを使う
くせ毛をまとまりやすくなめらかにしてくれる定番シリーズです。注意点としてはあくまで、くせが出にくい髪のベース作ることで、お出かけ前の時間を短縮するというものなので、くせ毛そのものがなくなるという効果はないです。
● アミノ酸配合のシャンプーを使う
くせ毛をどうこうする効果はまるでないです。ただ、キューティクルの補修のサポート効果によって髪内部に空気中の水分が入ってこないようできるので、髪が湿気を吸って膨張するのを防ぐことができます。
その他、気を付けることは、必ず夜に髪を洗うようにしてしっかり乾かしておくこと。くせ毛の人は朝シャンはNGです。というのも、クセやボリュームがでてきてしまうのは、髪の水素結合が切れることで空気中の水分が入ってきてしまうことも影響するからです。
梅雨の時期には髪が膨張して広がりやすくなるというのは経験があると思うんですが、あれは湿気を吸って髪内部の水分量が増えるから。そのため、朝のスタイリングを楽にしたければ、水分や湿気に近づかないように気をつけないといけません。
雨の日、じめじめした日だけでなく、朝はしっかりブローして髪の水分バランスを調整したほうがいいです。